2018年最後のご挨拶

2018年最後のご挨拶01

2018年中は大変お世話になりました。

障がい者生活のセイタロウです。
このブログのこの記事をご覧くださりありがとうございます。

私は、頚椎損傷(受傷部位:C6)四肢麻痺という比較的重度な身体障害がある手動車いすユーザー です。

普段は障害のある方々の支援をする某障害者生活支援センターに勤務して、相談支援業務を行っている、社会福祉士として活動しております。

そんな私セイタロウが、そういった仕事を通じて、身体、知的、精神という障害がある方々の支援をさせていただくうちに、今まで気が付かなかったような様々な世の中の仕組みのようなものに注目するようになりました。

私の詳細については以下のリンクページをご覧くだされば、概ねご理解いただけると思います。


参考
セイタロウのプロフィール障がい者生活管理人&著者セイタロウの自己紹介

さて、そんな私セイタロウが、自身も障がい者である分野を事細かく、多彩な内容のテーマに沿って紹介させていただくことによって、障がいのある方々の生活が少しでも向上するように、との思いで、本年2018年の3月から始めさせていただいたこのブログも、90頁の記事としてまとめ、皆様に情報発信することができました。

当初の目標としては、2018年中に150頁の記事はまとめたかったのですが、日々の日中に努めている仕事と、自宅に帰ってからの暮らしの両立は、四肢麻痺の車いす利用者という身体特性上、やはり時間をかけなければできない事も多く、記事を書く時間まで作ることは少し難しいことでもありました。

それでも、自分なりに努力した結果、90頁の記事を書けたことは、素直に自分をほめてあげたいと思います。(自分に甘い自画自賛でスミマセンw)

でも、こうやって少しづつでもブログ記事を更新できたのも、すべてはご覧いただき応援してくださる皆様のおかげと、日々感謝しております。

今後も一人でも多くの方に、お役に立てていただけるようなブログづくりを目指して、来年も益々努力して参ります。

思い返せば、頸髄損傷となった28年前は、障がい者となって生きることに何の希望も見いだせず、日々生きる意味について自問自答しておりましたが、やがて多くの方々に支えられていることに気づき、自分が努力することがそういった方々に報いることだと信じて、自分ができることから一つずつ取り組んで行きました。

いつしか障がいがある自分でも人の役に立ち、人を支える仕事ができることを知り、いつの日か自分が最初に入院した病院でお世話になったソーシャルワーカーさんと同じような仕事に心惹かれ、夢中で勉強するうちに社会福祉士の資格まで取得することができたのです。

そこに行きつくまでは、決して平坦で穏やかな道だったわけではありませんが、様々な困難や回り道をしたからこそ、他人の困難や多様性にも向き合うことができ、人生において無駄なことなどないのだと改めて実感している2018年の大晦日です。

2018年は、清水寺の今年の漢字「災」に表されるように、災害が多い年となってしまいましたが、失ってしまったり苦境を味わった経験が教訓となって福を成すように、来る新年は一人一人が幸福になるために何をするべきかについて、考え歩み始める年になればと願っておりますが、天皇が即位され新元号となることですし、新しい時代が是非そういった素晴らしい時代となってもらいたいものですね。

このブログや、私一個人ができることは僅かなことですが、何もできないと思っていたところから、できることを一つずつ始めたあの頃のように、これからも自分にできることをこつこつと積み上げていこうと思います。

そんなブログ「障がい者生活」ですが、来年もよろしくお願い申し上げます。

平成30年12月31日

障がい者生活 セイタロウ