障がい者生活のセイタロウです。
このブログのこの記事をご覧くださりありがとうございます。
私は、頸髄損傷C6四肢麻痺という比較的重度な身体障害がある手動車いすユーザーなのですが、旅行が趣味で、時には念入りにバリアフリーやユニバーサルデザインが整っているか調べ、また、時には何の下調べもせず行き当たりばったりで非バリアフリーや非ユニバーサルデザインをあえて楽しむ(最近はこちらのスタイルの方が多いかも…)スタイルで旅行に出かけています。
そんな私が、全国津々浦々…というのは大袈裟ですが、「車いすの旅」として様々な観光名所に行った際のバリアフリーやユニバーサルデザイン情報を発信して、このブログをご覧になったご本人や、友人や、ご家族や、ご親戚等の車いす利用者の方が少しでも安心して、「車いすの旅」を楽しむための情報として、お役にたてていただければ幸いでございます。
さて、今回は「【車いすの旅】嘉手納基地を見たいなら【道の駅 かでな】に行こう!」について、情報発信させていただきます。
ご紹介する宿泊施設の場所は、沖縄本島の中頭郡嘉手納町にある「道の駅 かでな」です。
え?、道の駅?、なんで?、と思われる方もいるかもしれませんが…実はこの道の駅は、戦闘機が見える道の駅なのです。
そう、ここはアメリカ軍の嘉手納基地がよーく見える、知る人ぞ知る穴場の道の駅(観光地)なんです。
那覇空港からは車で約40分。やはり、レンタカーを借りて行かれることが一番お勧めですが、一日貸切タクシー観光などで、ここによってもらうという手もありますが…正直言って髙いです。
障がい者観光は金次第…なんてシャレにならないけど、出来れば介助者を見つけてリフトもしくはスロープ付きレンタカーで観光ってのがベストだと思います。
脊髄損傷などで単独で自由に動ける車いすユーザーの方は、簡易手動運転装置(【福祉機器】車いすユーザーが自動車を運転する方法 )でレンタカーなどを借りて移動するのもいいかもしれませんね。
※沖縄のバリアフリーに関する情報は下記リンクなどでもご確認できるようです。
沖縄は観光バリアフリーを宣言しており、バリアフリー旅行支援など障がい者か高齢者が沖縄観光する際に必要な、様々な情報を提供する専門窓口があるそうです。
リンク:沖縄県観光バリアフリーポータルサイト-バリアフリーOKINAWA
◆那覇空港1階階到着ロビー
住所:沖縄県那覇市鏡水150番地那覇空港国内線旅客ターミナル 1階到着ロビー( 総合案内所の隣 )
営業時間:10:00~18:00( 年中無休 )
連絡先:TEL:098-858-7760FAX:098-857-905
リンク:沖縄バリアフリーツアーセンター【那覇空港】
◆国際通り
住所:〒900-0014沖縄県那覇市松尾2-8-19 ドンキホーテ5F
営業時間:11:00~18:00(年中無休)
連絡先:TEL:098-860-8046 / FAX:098-860-8434
リンク:沖縄バリアフリーツアーセンター【国際通り】
まずは道の駅 かでなの場所を、Google Map で確認してみましょう!
住所は、〒904-0202 沖縄県中頭郡嘉手納町屋良1026−3 道の駅 かでな。
ご覧のとおりアメリカ軍嘉手納基地のすぐ隣なんです。
そしてこのの屋上にある展望台からは、滑走路が見えるので、あんな飛行機や、こんな戦闘機が驚くほどまじかに見えるのです。
その手が好きな方たちにとっては有名なスポットらしく、本格的なカメラを抱えたおじさま方がたくさんおられる時もあって、観光客が近寄りがたい雰囲気を醸し出している場合もあります。
詳細については下記サイトをご覧ください。
リンク:道の駅かでな
施設はもちろんバリアフリーですが、エレベーターは11人乗りと記載がありましたが、少し狭くて大きな電動車いすだと入れるか微妙でした。
Googleストリートビューでもご覧いただける通り、通りからもわかりやすい場所にありますよ。
ここへ来る最大の目的は、やはり展望台に上がって日本の中のアメリカを覗き込むことです。
覗き込むといった表現は適切ではないかもしれないけど、とにかく見えるんです。アメリカが!
思っていた映像ではないかもしれませんが、車いすからの目線だとやはり策がどうしても邪魔をします。
これ車いすあるあるですよね。
とはいうものの、隙間が大きい策なので、その隙間から見れば飛行場もよく見えますよ。
ご覧のとおりよく見えます。
奥に見えるのは飛行機格納庫でしょうか?
日にちや時間帯によっては活発に飛行機が離着陸しているそうですが、この日は飛行機は見えませんでした…と思ったら。
爆音を轟かせ戦闘機が近づいてきました!
戦争をする道具になりかねないとはいえ、やはり心躍ってしまいます。
沖縄の歴史を考えると、ここに未だにアメリカ軍の基地があることも考えさせられますが、そのアメリカ軍の基地と共に生きる嘉手納の人々と、その上に成り立っている日本の平和についてちゃんと認識しなければいけない現実がそこにはありました。
なんて、こんなことを考えながらこの景色を眺めているのは私だけでしょうか…。
いずれにしてもこれが沖縄、そして嘉手納のリアルです。
ちなみにこの「道の駅かでな」には、嘉手納の歴史を学べる展示室もあるので、是非そちらもお立ち寄りいただくことをお勧めいたします。
さて、ここ「道の駅かでな」ではここでしか買えないお土産がありますが、私の一番のおすすめは1階にあるおみやげもの屋さん「Ta-chi」(たーち)にあるTシャツです。
中でもベストセラーなのが、「U.S.AIR FORCE」シリーズのTシャツです。
実物は実際に行ってみてのお楽しみということにしますが、男性向けのおみやげで買って帰ると、とても好評でしたよ。
・ここに行くにはやはり自動車がベストです。
・アメリカ軍の基地や戦闘機に特に興味がなければ行っても楽しめないかもしれません。
・車いす利用者は全く問題なく利用でき、お店に入る際も車いすでギリギリ通れます。
・ここでしか売っていない沖縄土産があります。
・お食事もできますが、大衆食堂のような雰囲気でした(謎)。
以上、「道の駅かでな」に関する情報発信でした。
もしも行かれる際は、皆様にとって最高の観光となることを願っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。セイタロウ
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